【つぶや記】「The Bunka News」(2022年11月1日付)

2022年11月1日

 10 月27 日付の読売新聞に、「秋の読書推進月間」に合わせた全国世論調査の結果が載っていた。詳細はぜひ同紙で読んでほしいが、さすが活字文化推進の読売新聞だけあって、出版業界にも大いに参考になる内容だ。

 

 その調査によると、身近な人から本を薦められて読んだ経験を持つ人は約6割を占めたという。「先生や先輩の読んでいる本を読み、目標としている人の知識や考え方に近づきたいと考えることがある」とのエピソードも。当社が12月に出すブックカタログ『先輩の本棚』の背中を押してもらった気もする。

 

 出版業界が一丸となって始めた読書推進月間のオープニングイベントを取材した。当日の式次第とともに配られたのは10 月25 日付の当紙1、2面のコピー。高井昌史運営委員長のインタビューが載っており、開演前に来場者の多くがそれを読んでいた。微力ながら、活字文化推進のお役に立てたのならうれしい。

 

【増田朋】