I&S BBDOが10月から新ロゴマーク導入

2011年9月28日

 I&S BBDO (加藤和豊社長)は10月1日から、I&S BBDOの新たなVI(ビジュアル・アイデンティティ)として、新ロゴマークを導入する。今回の変更はBBDOワールドワイド全体での決定で、世界79カ国で漸次変更されていく。

 世界中で展開するBBDOのエージェンシーは、ひとつのチームとして、すべてのBBDOの社員が「世界で最も説得力のあるコマーシャルコンテンツを創造する」ことを目指して、飽くなき情熱を持ってクリエイティビティを追求している。新しいロゴは、その一体感と一貫性を表現している。国や言語で分断されることなく、常に時代の先を見据えて機敏に動くグローバル・ブティックとして、更なるクライアントサービスの向上を目指すという。

 これまでBBDO ChinaやBBDO San Franciscoのように、国・都市の名前をロゴの後につけていたエージェンシーは、「BBDO」のひとつのロゴに統一される。

 BBDOの多くのエージェンシーは今回の変更により、BBDO単独のロゴに統一されるが、I&S BBDOやAMV BBDO(イギリス)、Clemenger BBDO(オーストラリア)、Almap BBDO(ブラジル)のように、長年にわたり別のアイデンティティ名を併せ持つエージェンシーは、例外として独自のロゴを使用する。

 I&S BBDO は1947年に第一広告社として誕生。86年にはセゾングループ(当時)のSPNと合併し、I&Sとなった。その後98年にBBDOと提携し、現在に至る。日本の市場でクライアントやメディア各社と培ってきた歴史と文化を尊重し、I&S BBDOとしてのロゴを採用する。

 今回の新アイデンティティ導入により、共通の哲学と意識で結ばれたひとつのBBDOとして、さらなる一体感と一貫性のもとで、クリエイティビティの追求と最高のクライアントサービスを全世界で目指していく、としている。