産経新聞社 産経児童出版文化賞、大賞は花形みつる『徳治郎とボク』

2020年5月7日

今回は新刊4236点を対象に審査が行われた

 

 産経新聞社は5月5日、第67回「産経児童出版文化賞」の受賞作品8点を決定し、大賞に花形みつる氏の『徳治郎とボク』(理論社)が選ばれた。

 

 同賞は学校図書館法施行(1954年)と共に、「次の世代をになう子どもたちに良い本を」との趣旨で制定したもので、1年間に出版された児童書の中から、特に優れた作品を表彰している。今回は昨年刊行された児童向けの新刊4236点を対象に審査を行った。

 

大賞受賞作品『徳治郎とボク』(理論社)

 

 詳細は5月5日付の産経新聞紙上とニュースサイト「産経ニュース」、産経新聞社のイベントガイド「いべさん」で掲載されている。選ばれた受賞作品8点は次の通り。

 


 

「第67回産経児童出版文化賞」受賞作品

 

【大賞】

『徳治郎とボク』花形みつる (理論社)


【JR賞】

『きつねの橋』久保田香里(偕成社)


【美術賞】

『なっちゃんのなつ』文:伊藤比呂美/絵:片山健(福音館書店)


【産経新聞社賞】

『家をせおって歩く かんぜん版』村上慧(福音館書店)


【フジテレビ賞】

『しろとくろ』きくちちき(講談社)


【ニッポン放送賞】

『ふるさとって呼んでもいいですか』ナディ(大月書店)


【翻訳作品賞】
『あおいアヒル』作:リリア/訳:前田まゆみ(主婦の友社)
『マンマルさん』文:マック・バーネット/絵:ジョン・クラッセン/訳:長谷川義史(クレヨンハウス)