東京国際ブックフェアという実験~何が起きたのか、何が遺ったのか⑤ 再販制度の危機とTIBF(上) 読者謝恩セール

2026年6月4日

 割引販売でごった返す河出書房新社のブース(書協事務局提供) 割引販売でごった返す河出書房新社のブース(書協事務局提供)

 東京国際ブックフェア(TIBF)を著作権取引の場として育てるには業界環境の変化をじっくり待つほかなかった。ただ、出展営業で毎日版元を訪問していた私は、強烈な批判者も含め、TIBFに強い思いを持つ方が多数いることを理解していた。潜在的な熱量は相当なものだったのだ。&…続き、