翻訳家が読者の支援を受けて運営する日本翻訳大賞実行委員会は4月27日、第12回日本翻訳大賞がケイト・ブラウン著/阿部純子、後藤倫代、繁沢敦子、藤田怜史、本行忠志訳/日野川静枝、ノーマ・フィールド監訳『チョルノービリ・マニュアル 原発事故を生きる』(緑風出版)と閻連科著/谷川毅訳『聊斎本紀』(河出書房新社)に決まったことを発表した。7月に授賞式を開催する。

同賞は2024年12月1日から25年12月31日までに日本語に翻訳された公刊物で、原文が入手できる作品を対象に選考。1次選考はWeb上で一般読者が推薦した上位10点と、選考委員が1冊ずつあげた推薦本の合計16冊を選出。2次選考で5点にしぼり、最終選考で大賞を選んだ。
選考委員は岸本佐知子・斎藤真理子・柴田元幸・西崎憲・松永美穂らのレギュラーメンバー各氏とゲスト選考委員として木原善彦氏が加わった。
授賞式は7月11日13時から、東京・千代田区の御茶ノ水デジタルハリウッド大学・駿河台ホールで開催する。チケット1000円(税込)。
同賞は14年に翻訳家・西崎憲氏が呼びかけ、クラウドファンディングで資金を集めてスタートした。
