毎日新聞社 社会人野球日本選手権を全試合無料ライブ配信 「ジョニー」黒木さんが準決、決勝を解説

2022年11月1日

 京セラドーム大阪(大阪市)で10月30日に開幕した「第47回社会人野球日本選手権」(毎日新聞社、日本野球連盟主催)で、毎日新聞社は全31試合を無料でライブ配信している。同大会のライブ配信は今年で4回目。試合後にはプレーボールからゲームセットまでを丸ごと振り返ることができる「見逃し配信」も公開する。

 

 日本選手権は、都市対抗野球大会と並ぶ社会人野球の二大大会の一つ。都市対抗と異なり、予選敗退チームからの補強選手制度がないため、単独チームによる日本一決定戦と位置付けられている。優勝チームには勝者の証しとして「ダイヤモンド旗」が授与される。今大会には、10月20日に実施されたプロ野球ドラフト会議で指名された選手らの所属チームも出場。ヤクルト1位の吉村貢司郎投手(東芝)や、広島3位の益田武尚投手(東京ガス)ら来季からプロの舞台に活躍の場を移す選手たちにも注目が集まる。

 

 日本選手権のライブ配信は2018年の第44回大会で初めて実施。配信される試合映像は毎日新聞社が制作している。19年の第45回大会では、ライブ再生回数が100万回を突破した。

 

第45回社会人野球日本選手権の決勝、大阪ガス-日本生命戦でライブ配信の解説をする黒木さん=2019年11月4日、京セラドーム大阪で

 

 今大会のライブ配信は、毎日新聞社が運営するニュースサイト「毎日新聞デジタル」内に開設した大会公式サイト(https://mainichi.jp/ama-baseball/senshuken2022) で実施。準々決勝以降は実況・解説が付く。準決勝と決勝の計3試合は、「ジョニー」の愛称で知られ、来季はプロ野球・ロッテの一軍投手コーチに就任する黒木知宏さんが解説を担当する。黒木さんは新王子製紙春日井(現・王子)で社会人野球のプレー経験もある。

 

 大会公式サイトでは、組み合わせや日程を確認できるほか、担当記者が手がける各チームの最新情報に迫る深掘り記事(有料含む)も随時更新される。各試合の「見逃し配信」はゲーム終了後に随時アップ。勝敗を分けたプレーやドラフト指名選手たちの活躍を繰り返しチェックすることができる。