LINE ネット利用環境を調査 「スマホのみ」が最多

2022年2月16日

 LINEは2月4日、2021年下期のインターネット利用環境に関する調査結果を発表した。日常的なインターネットの利用環境は、引き続き「スマホのみ」での利用が最多。15~79歳までの年代別では、年代が上がるほどスマホ利用者の増加傾向が顕著となった。

 

 

 調査は全国の15~79歳の男女が対象。2021年10月、調査員による個別訪問留置調査で実施した。合計1156サンプル。

 

 調査結果によると、スマホでのネット利用者は全体の97%。PCでの利用者も46%と前回調査(43%)から増加した。スマホとPCの併用は46%だった。

 

 デバイス別の利用者の推移をみると、今回調査では97%がスマホでインターネットを利用と回答し、過去最も高い数値となった。「性別年代問わず、日本全体でスマホを通してネットを利用するする人の割合が徐々に増加している様子がうかがえる。

 

 PC、タブレットの利用者はともに増減はあるものの、PCは約4~5割、タブレットは約2割で、引き続き推移している。ガラケー利用者の割合は減少傾向にあり、今回調査では最小の2%となった。

 

 年代別にみると、10代~40代のスマホ利用者は、98%以上と高水準。18年10月の調査開始以降、40代以降のスマホ利用者は増加傾向にある。特に年代が上がるほど、スマホ利用者の増加傾向が目立ち、50代~70代ではスマホ利用者が過去最多で、70代では42%、60代では78%となった。