21年下半期のベストビジネス書 「トップポイント大賞」は『パーパス経営』

2022年1月28日

 パーソナルブレーンは1月25日、新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT(トップポイント)』の定期購読者1万名以上を対象に調べた2021年下半期「トップポイント大賞」(第35回)を発表した。

パーパス経営のサムネイル

 大賞に輝いたのは、『パーパス経営』(名和高司著/東洋経済新報社)。「カネ」を基軸とする資本主義が、行き詰まりをみせる現代。国内外の名だたる企業の変革に関わってきた著者が、資本主義に代わるものとして、「ヒト」の志(こころざし=パーパス)に基づく「志本主義(パーパシズム)」を提言。このパーパス重視の経営戦略について解説している。

 

 同賞の決定に伴い2月から、丸善ジュンク堂書店ほか、全国の主要大型書店43店舗で「トップポイント大賞受賞書籍フェア」が開催される。

 

 2021年下半期「トップポイント大賞」ベスト10冊は次の通り。

 

 ▽大賞=『パーパス経営』(名和高司著/東洋経済新報社)

 ▽2位=『LISTEN』(ケイト・マーフィ著/日経BP)

 ▽3位=『稲盛と永守』(名和高司著/日経BP・日本経済新聞出版本部)

 ▽4位=『日本大空襲「実行犯」の告白』(鈴木冬悠人著/新潮社)

 ▽5位『監視資本主義』(ショシャナ・ズボフ著/東洋経済新報社)

 ▽6位『決定版 デジタル人民元』(木内登英著/東洋経済新報社)

 ▽7位『一流のメンタル 100の習慣』(山本洋子著/朝日新聞出版)

 ▽8位『日本〝式〟経営の逆襲』(岩尾俊兵著/日経BP・日本経済新聞出版本部)

 ▽9位=『賢い人がなぜ決断を誤るのか?』(オリヴィエ・シボニー著/日経BP)

 ▽10位=『ブッダが見つけた四つの真実』(ゾンサル・ジャムヤン・ケンツェ著/創元社)