文科省 小中学校の臨時休業を受け、特設サイトで読書キャンペーン 著名人がお勧めの本紹介

2020年3月18日

「子供の読書キャンペーン」では、スポーツ庁・鈴木長官などがお勧め本を紹介

 

 文部科学省は3月17日、新型コロナウイルス感染拡大防止のために小中学校が臨時休業していることに対応し、臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト「子供の学び応援サイト」内に「子供の読書キャンペーン~きみの一冊をさがそう~」を開設した。


 コーナーでは鈴木大地スポーツ庁長官、宮田亮平文化庁長官をはじめ、ノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章、お笑いタレントの古坂大魔王、俳優の紺野美沙子、タレントの佐藤弘道、作家の童門冬二など各氏が勧める本や、毎日新聞社と全国学校図書館協議会による「きみの一冊をさがそう 今こそホンヨモ!」や4月23日「子ども読書の日」、「子どもの読書活動推進フォーラム」といった読書関係団体の取組などを紹介している。


 学校臨時休業期間中の読書については、3月9日の参議院予算委員会で下野六太参議院議員(公明党)が「多忙を極めていた現代っ子に自分を見つめる時間ができた今、読書を勧めてみてはいかがか」と質問し、萩生田光一文部科学大臣が「この機会に子供たちが本や新聞などの活字に親しむことは大変に意義のあることだと考える」と答弁し、「子供の学び応援サイト」の取り組みなどを紹介していた。

【星野渉】

 

▼臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト「子供の学び応援サイト」

https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm

 

▼子供の読書キャンペーン~きみの一冊をさがそう~

https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00480.html

 

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