NPO法人 本の学校 10月27日に出版産業シンポを開催

2019年9月12日

 NPO法人本の学校は10月27日、東京・千代田区の専修大学神田キャンパスで「出版産業シンポジウム2019in東京~神保町で 本の“いま”を 語ろう~を開催。本屋開業からティーンエイジャーと本、書籍の発売前プロモーションなどをテーマとした四つのフォーラムを開く。


 分科会は、12時半から第1、第2フォーラム、14時20分から第3、第4フォーラムを行う。
 第1フォーラムは、松井祐輔氏(H.A.BOOKSTORE)をコーディネーターに、辻山良雄氏(Title)、田口幹人氏(リーディングスタイル)が昨年に引き続き本屋を開業する方法について討議する「本屋を開業する2」を行う。


 第2フォーラムは、「新しい出版──編集の未来と原点を語る」をテーマに加藤貞顕氏(ピースオブケイク代表取締役CEO)と柿内芳文氏(編集者/STOKE代表取締役)が、「編集」の未来と原点について語る。


 第3フォーラムでは、「ティーンエイジャーと本」をテーマに、野末俊比古氏(青山学院大学教育人間科学部教授・図書館長)、木下通子氏(埼玉県立浦和第一女子高校担当部長兼主任司書)、福田孝子氏(全国SLA学校図書館スーパーバイザー)が登壇する。


 第4フォーラムでは、小野寺優氏(河出書房新社)、古幡瑞穂氏(日本出版販売)らが、「発売前のプロモーション」に焦点を絞り、各社の取り組み事例や課題をもとにどう変わっていくべきかを議論する「重要性を増す、本の“発売前”プロモーション」を行う。


 終了後の18時半から岩波神保町ビルのトリッペリア モツーダ 神保町店で交流会を開く。


 参加費は、フォーラム(通し券)2000円(学割1000円)、交流会4500円(学割3500円)。参加申し込みは本の学校ホームページから。