「Yahoo!ニュース 本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞」ノミネート6作品を発表

2019年8月7日

 ヤフーは8月1日、同社が運営する「Yahoo!ニュース」と「本屋大賞」実行委員会が連携して実施する「Yahoo!ニュース 本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞」のノミネート6作品を発表した。

 

 同大賞の選考対象作品は、18年7月1日~19年6月30日までの1年間に日本語で出版されているノンフィクション作品(海外作品の翻訳本を除く)。

 

 6月20日~7月15日にかけて書店員の投票による1次選考を行い、投票により集まった作品の中から上位6作品をノミネート作品として発表した。

 

 8月1日から、書店員の投票による2次選考を開始し、11月上旬に大賞1作品を発表する。

 

 同大賞は、より多くの読者に良質なノンフィクション作品の魅力を伝え、作品に触れることで、世界で起きている事象への思考を深めてもらう事を目指し創設。

 

 また共催するヤフーは、同大賞を通して、執筆や出版に労力がかかるノンフィクション本を応援し、受賞者をはじめとする優良な書き手や出版社、書店とのつながりを深め、その活動を支援するとしている。

 


 

 「Yahoo!ニュース 本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞」ノミネート作品

 

▼宮下洋一『安楽死を遂げた日本人』(小学館)

▼近藤雄生『吃音 伝えられないもどかしさ』(新潮社)

▼三浦英之『牙 アフリカゾウの「密輸組織」を追って』(小学館)

▼内澤旬子『ストーカーとの七〇〇日戦争』(文藝春秋)

▼中村淳彦『東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社)

▼ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)