丸善丸の内本店、書店初の東京五輪公式ショップ

2019年6月28日

 東京2020組織委員会は6月28日、東京五輪に向けて各地で開設している「東京2020オフィシャルショップ丸の内店」を東京・千代田区の大型書店「丸善丸の内本店」内にオープンした。オフィシャルショップとして26号店、書店としては初の開店となる。

 

 オフィシャルショップ丸の内店の面積は71平方メートルで、記念商品、限定商品、マスコット商品、応援グッズなど公式ライセンス商品を中心に約1200点を取り扱っている。

 

 東京2020オフィシャルショップは、同日に東京・多摩市にオープンした聖蹟桜ヶ丘店(京王聖蹟桜ヶ丘SC A館 京王アートマン4階、66平方メートル)で27店になり、開幕までに100店ほど出店される見込み。書店内の店舗は今回の丸の内店が初めて。

 丸善丸の内本店では昨年7月から今年4月まで、小規模ながらコーナーを設けて公式グッズを販売し、良好な売れ行きだった。しかも、グッズ購入者のほぼ半数がそれ以外の出版物や文具を購入したという。

 

 同店では、規模が大きい本格的なオフィシャルショップがオープンしたことで、周辺のオフィスに通勤する人々や、外国からの訪問者を含めた東京駅利用者などの来店が見込まれることから、関連商品の販売とともに、出版物や文具などとの相乗効果を期待する。

 

 篠田晃典店長は「これを機に、これまで来店頂けていなかった方も含めて、多くの人々に書店の魅力を伝えていきたい」と述べている。

 

 営業期間は20年9月30日まで。営業時間は9~21時、年中無休(1月1日と法定点検日除く)。