東書商Booker’s、今年も冊子配布

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2011年1月13日
東京都書店商業組合は10年12月28?30日着荷で、昨年のVol・1に続く冊子『Booker’sブックレビューvol2』を5万部作成、組合加盟書店全店舗および希望があった非加盟の大手チェーン店に配付した。編集は同組合電子サイト運営推進委員会Booker’s企画推進チームに設けた「本屋の本気」書評委員会が行い、選書には同チームメンバー全員が協力した。サイズはA2判を32?に折ったコーナーに置きやすい文庫サイズ。今回掲載した55作品には、すべてメンバー書き下ろしの書評とQRコードを刷記、QRコードを携帯で読み取ると作品に飛べるようになっている。また、作家・小池昌代さんのエッセイ「飾板」も掲載しているほか、最終ページではケータイ書店「ブッカーズ」へのアクセス方法を紹介している。「新しいプロモーションの一環」とする同委員会小橋琢己委員長(教文館)は「チームを立ち上げて1年2カ月ほど経つが、それぞれの知識と経験の集大成。店頭で本を薦める際に使ってもらってもかまわないし、『この本がケータイでも読めます』と付け加えてくれればありがたい」と話している。