産経新聞社 新聞広告をAIで紙面配置「AI割付」システムが稼働

2022年6月29日
 産経新聞社と電通グループのデータアーティストは6月27日、AIを利用して新聞広告を紙面に配置するシステム「AI割付」を共同開発したと発表した。

 

 新聞広告は掲載日や掲載面などの条件、同一業種や同一製品などが重ならないよう、人の手によって広告主の様々な要望を勘案して新聞広告を配置してきた。「AI割付」では、それら諸条件をAIに読み込ませ割付を完成させることで、一連の調整事項を軽減し効率的かつ最適な紙面割付をサポートする。今夏にも実装される見込み。

 

 

 

 また、今後は読者にとっても有意義なものに発展させるべく、様々な外部情報を取り込み時宜を得た広告の掲出が可能になるよう進化させる構想もあるという。