木立の文庫 アスリートの実録エピソード集『素顔のアスリート』発刊

2021年6月28日

『素顔のアスリート』

 

 木立の文庫(京都市・津田敏之社長)はこのほど、アスリートの世界の日常と本音を伝える『素顔のアスリート』(中島登子・編)を発刊した。

 

 多くのメディアで華々しいアスリートの「声」が取り上げられるが、その陰には「叫び」がある。頂点を目指してすさまじい鍛錬があり、時には上下関係のなかで過酷な規律や行動を強いられることも。本書は元アスリート14人による69の実録エピソードを収録した。

 

 公式には語られにくい実体験や本音を読み進め、体の故障やメンタル面のつまずきを競技者はどう受け止めるのか、エピソードの背景にある意味などを理解することで、アスリートの活躍に対する見え方が変わってくる。

 

 同社の津田社長は、「スポーツ観戦が好きなすべての方をはじめ、広い裾野の指導者やメンタル面に関わる方に、繊細な心を届けたい。オリンピック特設平台などでも展開して頂けたら」としている。

 

 □四六判変型/並製/152㌻/定価1760円