「こどものための100冊」キャンペーン開催 6月から書店・図書館・保育園で展開

2021年4月6日

キャラクターをあしらったカタログの表紙

 

 文化通信社は今夏、書店や図書館、保育園を通して子どもたちが本に触れる機会を創出する「こどものための100冊」キャンペーンを開催する。キャンペーン参加書店は購入客が応募できるプレゼント企画に参加できるほか、著名人や書店員、図書館員が選んだ児童書100点を収めたカタログを店頭、図書館、保育園を通して配布する。

 

 キャンペーン期間は6月20日から8月20日の2カ月間。プレゼント企画はキャンペーンに参加する書店店頭で何らかの商品1000円以上を購入したレシートを添付して、専用サイトから応募する。

 

 昨年11月~12月に実施した「ギフトブック・キャンペーン」では積極的に店頭でアピールした書店が大きな成果を上げ、期間中に累計18万人が応募した。

 

 カタログには子育て中の著名人15人と書店員5人、図書館員5人の25人が4点ずつ選定した幼児から小学校低学年向けの児童書100点を選者のコメントをつけて掲載する。デザインは藤枝リュウジデザイン室、B5判カラー、約50ページ。

 

 選書する著名人は秋元さくら、石田明、内田恭子、岡崎裕子、尾上菊之助、工藤紀子、小山進、斎藤紫、友利新、福井正一、細川直美、三浦瑠璃、山本侑貴子、横川正紀、和田明日香の各氏。

 

 カタログは書店店頭で児童書購入者や親子連れなどに無償で提供するほか、大手保育園を通して約3万5000人の園児およびその父母に配布する。また、書店では掲載書目のフェアを展開して購入を促すとともに、図書館でも掲載書目の展示などを行い、購入希望者に近隣の書店を紹介するといった取り組みも予定している。

 

 キャンペーンは一般財団法人全国書店再生支援財団や日本児童図書出版協会など業界団体や出版社、保育園など企業の協賛・協力で実施する。

 

 キャンペーン事務局の文化通信社では書店からの受注を開始。4月7日と12日にはオンラインで書店向け説明会を開催する。

 

書店向け注文サイトはhttps://forms.gle/VsjZ5cmuyCxAFE2A8


書店説明会申し込みはhttps://forms.gle/xYF2RkXaGNsxg3NS8