辻村深月『ファイア・ドーム』が第39回柴田錬三郎賞に決定

2026年10月2日

 集英社は9月30日、第39回「柴田錬三郎賞」の受賞作を辻村深月著『ファイア・ドーム』(小学館)に決定した。

 

 集英社と一ツ橋綜合財団が主催する同賞は、現代小説、時代小説を問わず、広汎な読者を魅了しうる作家と作品を顕彰するもの。選考委員は逢坂剛、大沢在昌、桐野夏生、篠田節子、林真理子の5氏が務めた。賞金は300万円、贈賞式は11月20日に東京都内で行われる。

 

 辻村氏は、1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』(講談社)で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』(新潮社)で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』(文藝春秋)で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』(ポプラ社)で第15回本屋大賞を受賞している。