Soup Stock Tokyoや「文喫」手掛けた遠山正道氏がエッセイ刊行へ 産業編集センター『新種の老人 とーやまの思考と暮らし』

2022年1月21日

 

 産業編集センターは1月25日、文芸エッセイ『新種の老人 とーやまの思考と暮らし』を発売する。著者は「Soup Stock Tokyo」を創業した株式会社スマイルズの代表取締役社長・遠山正道氏。同氏は日本出版販売が開設した入場料のある本屋「文喫」のブランディングプロデュースや、「1冊の本を売る」個人書店・森岡書店開業にも関わった。

 

 著者が1997年(35歳)から2022年(60歳)の現在も連載を続ける月刊誌『味の手帖』の食にまつわるエッセイ「さらり日記」(22年1月号で301回)から200本を1冊にまとめた。三菱商事勤務時代から、スープストックトーキョーの構想、スマイルズの設立を経て今日に至るまで、著者の仕事以外の「生活の顔」を中心に綴綴られている。

 

 写真作品16ページも収録。帯にはミナペルホネンデザイナーの皆川明氏が「目に映る事象のカケラから森羅万象に思いをめぐらす思考の旅日記みたいだ」と言葉を寄せている。

 

 遠山氏は1962年に東京都で生まれ、慶應義塾大学を卒業後、85年に三菱商事に入社。都市開発事業部や情報産業部門に所属し、96年には代官山ヒルサイドテラスで初個展。97年に日本ケンタッキーフライドチキンに出向し、99年「Soup Stock Tokyo」を開業、翌年、三菱商事初の社内ベンチャー企業としてスマイルズを設立し社長に就任した。

 

 その後、ネクタイブランド「giraffe」、ニューサイクルコモンズ「PASS THE BATON」、「檸檬ホテル」、「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」、「The Chain Museum」などのほか、代官山ロータリークラブ初代会長、新たなコミュニティ「新種のimmigrations」などの設立・運営を手掛ける。2021年東京ビエンナーレで作家として展示を行った。

 

□A5判400ページ/定価1980円/ISBN978-4-86311-320-6