新聞広告×SNSでラップを制作 「新聞広告の日」統一キャンペーン

2021年10月27日

 日本新聞協会の広告委員会は、10月20日の「新聞広告の日」に合わせて、同15日から21日までの「新聞週間」中に、HIPHOPユニットの「Creepy Nuts」さんを起用した全面広告を、全国84紙に順次掲載した。広告では、読者の「みんなに聞いてほしいこと」をツイッターで募集。投稿の中から選定し、即興でラップを制作。12月中旬にスペシャルムービーとして公開する。

 

211015新聞広告統一キャンペーン広告ビジュアルのサムネイル

 

 このキャンペーンは、「一人ひとりの想いを世の中に広く伝えることで、社会の風を変えていく」という新聞広告がもつ特性に着目。読者と共に「これからの未来」をひらき、つくっていくことを目的として企画した。

 

 今回の新聞広告が起点となって、読者の「みんなに聞いてほしいこと」をツイッターで募集し、Creepy Nutsさんがラップにして世の中に届ける「共創型キャンペーン」だ。

 

 応募期間は10月15日から同31日23時59分まで。Twitterで、ハッシュタグ「#みんなに聞いてほしいことがある」「#Creepy Nuts」の2つをつけてツイートしてもらう。スペシャルムービーは、キャンペーン公式サイト(https://shinbun-creepynuts.jp)とCreepy Nutsさん公式YouTubeチャンネルで発表する予定。

広告委員会・安部順一委員長のコメント


 「SNSの時代」を迎えて、新聞広告は「拡散・シェア」という新たな価値を獲得した。かつて新聞広告は新聞を読む人にしか届かなかったが、今ではSNSなどを通じ拡散・シェアされて、新聞読者以外にも広く届くようになった。プロモーションの一環として、新聞広告を起点とする拡散・シェアを組み込むケースも増えている。
 今回の企画は、そうした新聞広告の新たな可能性に着目し、全国の新聞社が協力して実施する。かつてない新聞広告の挑戦に、ご参加いただきたい。