2020年12月新聞 オーディエンス調査 『鬼滅の刃』の新聞、広告で接触高まる

2021年2月8日

「鬼滅の刃、1億冊感謝記念広告」(集英社)

 

 日本新聞協会広告委員会は1月27日、ウェブ調査「新聞オーディエンス調査365」の2020年12月度の調査結果を発表した。12月で新聞や新聞社が発信する情報に接触が最も高まったのは、4日だった。人気漫画『鬼滅の刃』の最終巻発売とコミックス累計発行部数1億冊突破を記念し、全国紙5紙(朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞)の朝刊に4面にわたって展開した新聞広告が、大きな話題を集めた。

 

 新聞広告は、各紙に3人ずつ計15人の主要キャラクターが作中の名言とともに登場した。SNSでも広く拡散されたほか、新聞販売所やコンビニエンスストアなどで新聞を買い求めるファンの姿が報道された。「特定の新聞広告が理由となり、新聞への接触が最も高まった事例は、17年の調査開始以来初めてのこと」としている。

 

 性別で見ると、4日は女性の接触が12月の中で最も高まった。年齢別では30代の接触が大きく伸びた。

 

 2番目に接触が高まったのは30日で、年末の休暇に入り新型コロナウイルスの感染拡大などで揺れた20年の出来事を振り返る記事などが注目された。

 

 3番目に接触が高まったのは26日だった。安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜祭の費用を補填していた問題で、前日の25日に安倍氏が衆参両院の議院運営委員会で過去の国会答弁が事実と異なっていたことを謝罪したニュースに関心が寄せられた。