東京トーハン会は11月26日、東京・新宿区のトーハン本社で第17回総会を開催。あいさつに立ったトーハン・川上浩明社長は「トラック新法」による運賃上昇に危機感を示し、受注に基づくマーケットイン型流通、デジタル印刷の活用、コンビニエンスストア（CVS）向け新商材開発の必要…続き、

　事業や出版物の路線変更、ヒット作創出のための工夫など、出版社の得意技について聞く連載。ソーシャルメディア「NewsPicks」の出版レーベルNewsPicksパブリッシング編集長の富川直泰さん、編集の的場優季さん、営業・プロモーションマネージャーの岡元小夜さんに話を聞…続き、

　一般社団法人共同通信社、産業経済新聞社、毎日新聞社の3社は12月1日、米国の生成AI事業者である「Perplexity.AI,Inc．」（パープレキシティ社）による継続的な記事の無断利用をそれぞれ確認し、同社に対し著作権侵害行為などに書面で強く抗議し、無断利用の即時停…続き、

　KADOKAWAは11月、東南アジア最大級のアニメイベント「アニメ・フェスティバル・アジア（AFA）」やJ-POPアーティストの海外公演も手掛けるSOZO Pte Ltd（ソウゾウ）の株式を取得し子会社化したことを発表した。  …続き、

　朝日新聞出版が刊行する吉田修一著『国宝』（文庫上下巻）が「オリコン年間文庫ランキング2025」で初の売上部数1位、2位独占を果たしたことから、朝日新聞社は小説と映画の「国宝」ヒットを記念して「国宝特別紙面」（4ページ）を4万部発行し、全国の書店や朝日新聞社主催のイベン…続き、

　読売新聞社が販売店への導入を進めている購読者管理システム「YCクラウド」の導入店は現在、専売店を中心に300店余に達している。属人的だった配達業務が標準化され労務対策につながる、購読者にとどまらない顧客把握を可能にすることで、地域での多様なビジネス展開に道を開くなど、…続き、

　三省堂書店は12月1日、東京・千代田区の出版クラブで「三省堂書店神田神保町本店開店100日前説明会」を開催。新本店の名称や概要、3月19日のオープン日などを発表。来店客が多様な本と偶然出会うための空間を作るため、従来の大型書店とは違った棚レイアウトや導線などを準備して…続き、

　紀伊國屋書店は11月28日、131期（2024年9月1日～25年8月1日）決算を発表した。連結売上高は1407億9300万円（前年比4.1％増）、営業利益51億7496万円（同18.2％増）、経常利益53億1343万円（同8.4％増）、親会社株主に帰属する当期純利益4…続き、

　紀伊國屋書店の高井昌史会長は11月28日の131期決算説明で、進行中の132期（2025年9月1日～26年8月31日）は連結売上が1500億円を超えることが確実であることを報告した。店舗運営においてはとくに書籍販売にこだわる店舗は強いと強調。ほかにも経営人材の育成やM…続き、

　トーハンと日本出版販売（日販）の大手取次2社が発表した2025年年間ベストセラーは、いずれも鈴木のりたけ『大ピンチずかん』（小学館）が総合1位となった。文庫を含めた総合（トーハン）では映画も大ヒットした吉田修一『国宝』（朝日新聞出版）が1位だった。 …続き、