【つぶや記】文化通信2020年10月26日付

2020年10月26日

 十代から二十代にかけて、熱心にアニメーションを見ていましたが、中でも強く印象に残った作品群がありました。その作品群の総監督の仕事を回顧、検証する展覧会があると知ったのは先月下旬のことでした。東京での開催がなく躊躇はしましたが、一番近い会場ならばと鑑賞に出かけました。

 

 展示では懐かしい作品群の一つ一つが、どのようにして作られてきたのかの解説とともに、総監督が何を狙い、表現するためどう演出したのかが窺えるものになっていました。

 

 それを示していたのが、メモや企画書、絵コンテなど多岐にわたる大量の資料でしたが、よくもまあこんなに残っていたものだと感心しきりでした。それ以上に感心したのは、今でも継続した作品が作られている作品群を生み出したその人の力量でした。そんな力量が…………

 

【近藤】

 


 

 10 数年振りに汐留シオサイトに行ってきた。日本テレビや電通の新社屋ができたころ。電通には何度か仕事で行ったが、あまりの巨大さで、目的の部署にたどりつくまで大変だった事を思い出す。

 

 ロビーにある受付で、訪問先を告げ、先方の確認がとれると入館カードを持たされ、駅の改札のようなチェックポイントを通過、エレベーターで上がって行く。そのフロアにたどり着いても、そこの何処へ行けばいいのか探すのがひと苦労。

 

 現在はもっと緻密なセキュリティになってるらしい… またリモートが当たり前になり、フロアは閑散として人気無し。確かに首都高から見る明かりのない建物は、ちょっと不気味に見えるか…関係ないけど、となりにある高層マンションに入居した唯一セレブを気取る友人がいたが、どうしてるかなあ。

【岩元】