【つぶや記】文化通信2020年8月24日付

2020年8月24日

 一般紙でも取り上げているが、人気ゲーム「フォートナイト」のEpic Gamesは、appleとGoogleに戦いを挑んでいる。両社のアプリストアでは、30%の販売手数料を課す。それをEpicは“独占的”だと問題視し、細かい経緯があるが提訴に踏み切ったのだ。

 

 ゲーム開発会社VSアプリ配信会社、つまり構図はコンテンツホルダーVSプラットフォーマーだ。

 

 この問題はアプリに限らない。今のプラットフォーマーは多くのコンテンツを扱う。Yahoo!の「ニュース」、Amazonや楽天の「物品」、Netflixの「動画」。結局、生産者と管理者の利害対立はどこででも起こりえる。

 

 米国の人口を上回る3億5千万ユーザーを抱えるEpicが、巨大プラフォーマーのappleとGoogleに、どこまで健闘できるのか注目したい。

【鷲尾】

 


 

 今年の盆休みはコロナ禍により夏祭りのない、味気ない静かなものだった。当然といえば当然のことになるが、生まれて初めて静かな夏休みとなった。遠くに聞こえる花火の音や盆踊りの音楽、夏祭りのワクワク感がまったくないものだった。

 

 猛暑の中でもコロナ感染症対策のマスク着用は欠かせず、近場での買い物でも毎回消毒液を手にした。ニュースのコロナ感染者数と熱中症患者数を見ても紛らわしく、さらに症状も似通っているらしい。夏が終われば熱中症は無くなるが、コロナウイルス感染はいつまで続くのか。

 

 秋以降の業界行事も中止など影響が出ており、さらに来年には延期となった東京オリンピック・パラリンピックも控えている。コロナの終息が見通せない状況が続いているが、万難を排して開催されることを願いたい。

 

【清水】