【つぶや記】文化通信2020年5月18日付

2020年5月18日

 経済再始動。コロナ禍も東京以外は収束が見えてきた。自粛要請解除になれば、会食、ショッピング、レジャーなど我慢してきた反動も相まって騒動前より活発にお金が動き、企業が潤い、結果、各メディアに広告出稿が戻ってくると期待を抱いていた。

 

 しかし、広告業界に長年身を置く人によれば、「ディズニーランド再開」「百貨店〇日ぶり全面営業」「繁華街に人々戻る」の見出しでテレビや新聞が映像、写真とともに「ニュース」として流す。「お金を払わずとも広告効果は絶大。出稿にまわるのは随分あとになるのでは」と懸念していたのだ。

 

 確かにこれ以上のPRはない。自分の安直な思考力を恥じるが、今回ばかりは楽観論が当たることを祈りたい。しかし、まずは「収束」から完全な「終息」になることを世界中が願っている。

【堀】