【つぶや記】文化通信2019年10月14日付

2019年10月15日

 とある習い事の課題で「瞑想」に取り組んでいる。部屋を暗くして座禅を組み、目を閉じてリラックスし、無の境地に――とはいかず、難航している。簡単であるはずの目を閉じてリラックスすることが、私にはとても難しい。

 

 なにせこの私、常に何かしら考えている頭の持ち主。このコラムを書きながらも、書き上げたら何をしようか、晩ごはんに何を食べようか、あの仕事を今日中にやっておけば明日は楽になる……とフル回転。

 

 部屋を暗くして、目を閉じても「どのくらい目を閉じていようか」と考えている。どうしても「考えること」に意識が向くので、呼吸に意識を合わせるが、息を吐くタイミングと吸うタイミングが合わず、息苦しくなり続かない。

 

 目下の目標は5 分。私の頭に無の境地は訪れるのだろうか。

西村

 


 

 9 月9 日未明に千葉市周辺に上陸した台風15 号。これまで経験したことのない強風と豪雨で、窓が割れるのではないかと思うほどだった。目の前にあるスイミングスクールは窓枠ごと外れ、今もビニールシートに覆われている。周辺の木は4 本が根元から倒れたり、幹が折れた。

 

 停電はすぐに回復するのではと見ていたがそういかず、残暑もありその日に隣りの市にある家内の実家に避難。停電と同時に断水となり、これほどの不便はないと痛感した。困ったのはトイレのほかスマホの充電。エアコン、立体駐車場も停止、テレビも映らないため情報がまったく入らない。結局3 日目の早朝に回復した。

 

 通電まで2 週間と長引いた所が多く、その後も課題が山積。テレビ、新聞等で様々検証がなされているが、教訓を今後に活かして欲しい。

 

(清水)