文化通信社セミナー2026 インスピレンサー代表取締役・瀬田氏「重版率70%を実現! 著者といっしょに本を広げる販促手法」

2026年2月18日

 文化通信社は2月5日、インスピレンサー代表取締役の瀬田崇仁氏を招き、「重版率70%を実現! 著者といっしょに本を広げる販促手法」と題したオンラインセミナーを開催した。出版社の工数&金銭負担はゼロで初速を高め、重版率の底上げを図る「書籍販促×クラウドファンディング」モデルの実践と成果が共有された。

 

オンラインセミナーを行う瀬田氏

 

 瀬田氏は著者としての出版経験を持ち、現在は、書籍販促に特化したコンサルティング会社を経営。事業立ち上げから約3年で、著者約150人弱、52版元と協業し、携わった商業出版の約7割が重版に至っている。経産省「書店振興プロジェクト」からの評価や、紀伊國屋書店の「KINOFES 2026」など、業界イベントでの登壇実績も紹介された。

 

 同モデルの特徴は、著者主導である点に加え、出版社側の工数負担はほぼなく、さらに金銭リスクが原則ゼロであること。編集者が担当著者に3分程度の情報提供を行うのみで、既存の制作・流通フローの延長線上に取り入れられるという。また、著者がインフルエンサーでなくても成果を生む点も大きい。

 

 出版前からクラウドファンディングを活用し、予約数と支援金、応援の熱を積み上げる。初刷の一部を著者主導で予約化することで初速を強化し、結果として重版率の底上げにつなげる。瀬田氏は「今は、著者と一緒に本を広げる時代。著者、出版社、編集、三方よしのモデルだ」と語った。

 

〈セミナーアーカイブ視聴申し込み受付中〉

アーカイブ視聴料:8,800円(税込)

お申し込み、お問い合わせは文化通信社セミナー事務局 jigyou@bunkanews.co.jpまで。

 

〈今後のセミナー〉

2月26 日(木)15:00〜16:30

バリューブックス代表取締役・鳥居希氏による「中古書から新刊まで~ 出版社や書店のバックヤードも担うバリューブックスの挑戦」をオンラインで開催する。

申し込みはPeatix:https://peatix.com/event/4668986