【わたしの新人時代】「二度の倒産が チャンスをくれた」(説話社・酒井文人氏)

2024年3月12日

 学生運動真っ只中の昭和45年の年末、作家になりたくて文学の勉強を重ねていたが諦め、蔵書を処分する決意をしていた。すると管理人のおばさんが走りながら、「人物評論社から電話。就職決まったようよ!」と伝えにきてくれた。「本が書けなければ、作家を育てる編集者に…」と編集者募集…続き、