電通総研『日本人の考え方 世界の人の考え方Ⅱ』刊行 勁草書房から

2022年9月9日

発行日=2022年8月12日/ISBN=978―4―326―25163―6/A5判352㌻/定価=4180円(税込)

 

 電通グループの社内組織である電通総研は8月12日、同志社大学・池田謙一教授との共同編著による書籍『日本人の考え方 世界の人の考え方Ⅱ~第7回世界価値観調査から見えるもの~』を勁草書房から刊行した。

 

 電通総研による世界価値観調査は、過去40年以上にわたって世界各国・地域の一般の個人約40万人を対象に、価値観を焦点として調査を重ねてきた。その設問の範囲は、社会観、政治観、経済観、労働観、宗教観、家族観など290項目に及ぶ。同調査は1981年からおよそ5年ごとに実施され、2017年から21年にかけて7回目の調査を行った。

 

 この書籍は、日本を代表して同調査に参画してきた電通総研が国内研究者7人に呼びかけ、電通総研の研究員4人とともに最大77カ国・地域のデータを分析して執筆した。さらに、過去7回の調査結果に加え、新型コロナウイルス感染症パンデミック直後の日本における追加調査結果や、国際比較から見える日本の特徴についても紹介している。

 

 執筆者は池田謙一(同志社大学)、山﨑聖子・木村亜希・中川紗佑里・日塔史(電通総研)、大嶋寧子(リクルートワークス研究所)、前田幸男(東京大学)、谷口尚子(慶應義塾大学)、柴内康文(東京経済大学)、竹本圭佑(藍野大学)、小林哲郎(香港城市大学)──。