1位は『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』 第3回「こどもの本総選挙」 小学生が1番好きな本を投票

2022年2月15日

 NPO法人こどもの本総選挙事務局主催の第3回「小学生がえらぶ!〝こどもの本〟総選挙 の結果発表が2月11日、特設YouTubeチャンネルで配信された。全国の小学生から「今まで読んだ中で1番好きな本」を投票してもらい、全国1648カ所の学校、公共図書館で総計16万8405票が集まった。その中で最も投票が多かった1位には、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(著・廣嶋玲子、偕成社)が選ばれた。

 

1位となった『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(提供:NPO法人こどもの本総選挙事務局)

 

 「こどもの本総選挙」は、今1番小学生に支持されている本を発表し、全国のこどもたちに素敵な「本」との出会い、豊かな読書体験を提供することを目指して創設された。2020年に結果を発表した第2回には、25万人を超える小学生が投票。選ばれた10位までの本は、2000店舗以上の書店に並べられた。

 

 第3回の結果発表会は1月29日、東京・中央区の朝日新聞東京本社「読者ホール」で開かれ、ベスト10を発表。その模様を2月11日に動画配信し、正式発表した。

 

朝日新聞東京本社で開かれた結果発表会

 

 発表会には第2回に続き、アンバサダーを務めるお笑い芸人・作家の又吉直樹さんが登壇。10位から順に、ランキングを発表していった。

 

 1位に選ばれた『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の著者・廣嶋さんも来場し、又吉さんから賞状が贈られた。廣嶋さんは「こどもが選んでくれるというとても素敵な賞。私の本を一人でも選んでくれたらと思っていたが、1位に選ばれてうれしくてたまらない。この本を書いて本当に良かったと心から思っている」と喜びを語った。

 

 最後に、又吉さんが総評。「多くのこどもたちが本を読み、この総選挙に参加してくれていることがうれしい。こどもたちは、自分が好きな本だけでなく、他の人が好きだと言う本も知ることができる。こういった機会が、本と人をつなぐ良いきっかけの場になるだろう」と語った。

 

 第3回のベスト10入賞作品は次の通り(9位は同票で2作品)。

▽1位=ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(偕成社)

▽2位=おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典(高橋書店)

▽3位=あるかしら書店(ポプラ社)

▽4位=りんごかもしれない(ブロンズ新社)

▽5位=劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ みらい文庫版(集英社)

▽6位=5分後に意外な結末(学研プラス)

▽7位=りゆうがあります(PHP研究所)

▽8位=四つ子ぐらし(KADOKAWA)

▽9位=スイミー(好学社)

▽9位=ほねほねザウルス ティラノ・ベビーのぼうけん(岩崎書店)