カカオジャパン 「ピッコマ」でオーディオブック・ドラマCDの配信開始

2021年7月5日

「ピッコマ」が朗読配信にも対応

 

 カカオジャパンは6月28日、同社が運営する電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」で、プロのナレーターや声優が朗読するオーディオブック・ドラマCDの配信を「待てば¥0」でスタートした。

 

 オーディオブック・ドラマCDは23時間ごとに1話が無料で読める「待てば¥0」で利用できる。第1弾としてノベル作品14作品をラインナップし今後順次追加する。

 

 「ピッコマ」では2016年のサービススタートからスマートフォン向けにマンガコンテンツを提供。また、18年にはノベルも導入した。ノベル話売り配信サービスは四半期ごとの販売金額が右肩上がりの成長を続け、21年第1四半期は19年同期との比較で2133%伸長している。

 

 このほど配信を開始したオーディオブック・ドラマCDは香月美夜「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」(TOブックス)、岬「穏やか貴族の休暇のすすめ。」(TOブックス)、岡本タクヤ「異世界修学旅行」(小学館)、田中ロミオ「人類は衰退しました 1」(小学館)、玉響なつめ/仁藤あかね「転生しまして、現在は侍女でございます。 0」(フロンティアワークス)など。

 

 アプリ版「ピッコマ」はサービス開始以来、累計2800万ダウンロードを突破しており、20年7月には国内のマンガアプリでトップシェアになった。