入場料のある本屋「文喫 福岡天神」 テーマは学び、3月31日オープン

2021年2月19日

入場料のある本屋「文喫 福岡天神」

 

 日本出版販売(日販)とリブロプラスは3月31日、「文喫 福岡天神」を福岡県・福岡市の老舗百貨店「岩田屋本店」内にオープンする。

 

 「文喫」は入場料のある本屋。入場料を支払うことで、閲覧室・児童書室・喫茶室を利用できる。レセプションの利用は無料。スタッフが選書した書籍や雑誌を手に取り、購入することができる。入場料は平日1650円、土日祝日1980円。小・中学生は全日550円、未就学児無料。営業時間は10時から20時。

 

珈琲・煎茶(おかわり自由)の飲食サービスも利用できる

 

 今回オープンする「文喫 福岡天神」は、岩田屋三越が運営する岩田屋本店のカルチャースクール「学 IWATAYA(まなび いわたや)」と同一施設内に展開する。「知って、深めて、体験する」という学びの経験から、本との出会いによって、再び新たな興味・関心を拓く「学びのサイクル」を提供していく。

 

 「文喫 福岡天神」に置く書籍は約3万冊。食や日本文化、ファッション、アート、デザインから人文科学や自然科学、文学といったジャンルまで、知的好奇心を誘うラインナップを取り揃える。

 

 また、「学 IWATAYA」は、「自分を育む拠。」をテーマに学びの深みにはまる約300講座を開設し、「文喫 福岡天神」と共存することで、生まれる新しい価値を提供していくとしている。