実業之日本社 イラストコミッションサービス「Skeb」を買収

2021年2月12日

実業之日本社がスケブを子会社化

 

 実業之日本社は2月12日、イラストコミッションサービス「Skeb(スケブ)」を運営するスケブの株式を取得し、子会社化したと発表した。

 

 スケブは、国内外から日本のクリエイターに対してイラストや音声データを有償でリクエストすることができるコミッションサービス「Skeb」を運営。100以上の言語に対応した自動翻訳機能と越境決済機能によって、現在、案件の約20パーセントは海外からの利用となっている。

 

 業界最安値の手数料と最短即日入金の報酬サイクルが特徴。社会情勢の変化により、新たな収入源を求めるクリエイターの登録が急増し、2021年2月現在、総登録者数100万人超、クリエイター登録者数約5万人、月間取引高約2億円と、国内最大級のコミッションサービスとなった。


 これまでスケブは、創業者の喜田一成代表取締役のみで企画・開発・運営を行っていた。同社は「1名でのサービス維持が困難となる利用者増が継続しているため、実業之日本社による支援を受けて、Skeb事業の拡大と新たなクリエイター支援事業を推進する」とコメントを発表。


 実業之日本社は「積極的に先端技術を採用する両社の姿勢は一致しており、今回の子会社は、双方の企業にとってメリットをもたらす事業上のシナジーの創出が期待できる」としている。

 


 

【株式会社実業之日本社 概要】

会社名:株式会社実業之日本社(正式社名は實業之日本社)
設立:1897年6月10日
資本金:3300万円
代表者:代表取締役社長 岩野 裕一
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山五丁目11番9号 レキシントン青山4階

 

【株式会社スケブ 概要】

会社名:株式会社スケブ
設⽴:2017年8⽉1⽇
資本⾦: 550万円
代表者:代表取締役社⻑ 喜⽥ ⼀成
所在地:〒101-0022 東京都千代⽥区神⽥練塀町3番 富⼠ソフト秋葉原ビル12F