ジェイアール東日本企画 OOHをより使いやすいメディアに、新事業スタート

2020年10月13日

203駅476面のデジタルサイネージをネットワーク化したDOOH(デジタル屋外広告)

 

 ジェイアール東日本企画は10月7日、交通広告や屋外広告などOOHをより分かりやすく、使いやすいメディアへの変貌を目指して、「Universal OOH」を始めると発表した。

 

 近年のメディア環境の変化やテクノロジーの進化などの中、OOH市場の活性化を目指す。ユーザビリティの向上、活用環境に合わせたメディアの開発、セールスなど取引プロセスのアップデート(デジタル化)、広告主や媒体社のニーズに適合したソリューションの開発などの課題に取り組む。

 

 具体的には、OOHメディアのUX(ユーザーエクスペリエンス)向上に向け、新サービスを開発・提供。データ整備やデジタルソリューションとの連携など、市場ニーズに合わせた取り組みを強化する。

 

 また、これまでOOHメディアの取り扱い実績が少ないデジタル広告専業会社などとの連携を強化し、セールスパートナーとしてOOHメディアを販売してもらう。それにより、新たな課題を改善し、多様なニーズに対応できる環境の構築を目指す。

 

 第1弾商品として、OOHメディアの特徴である首都圏におけるダイナミックなメディアカバレッジを生かした商品を開発し、簡易に活用できるサービスに対応した商品をリリースする。

 

 首都圏の生活・通勤の動脈路線から、203駅476面のデジタルサイネージをネットワーク化したDOOHセット商品となる。