JX通信社 ベンチャーキャピタル2社に第三者割当増資、調達額は約5億円

2019年7月10日

握手するJX通信社・米重代表取締役(右)と百合本社長

 

 報道ベンチャーのJX通信社は、グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合(運営:グローバル・ブレイン)ならびにSBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合(運営:SBI インベストメント)を割当先とする第三者割当増資を実施した。調達額は約5億円で、これまでのJX通信社の累計調達額は約14億円となった。

 

 JX通信社はSNS上の投稿から災害、事故、事件などの緊急情報をAIで収集し、報道機関などに配信するリスク情報SaaS「FASTALERT」を提供。2018年には⽇本新聞協会技術開発奨励賞を受賞し、テレビ局や新聞社のほか、⾃治体や⼀般企業などでも幅広く導⼊されている。

 

リスク情報SaaS「FASTALERT」

 同社は今回の調達資⾦をもとに「FASTALERT」を軸としたサービスの更なる成⻑と「記者のいない通信社」としての新しい報道プラットフォームの確⽴に取り組むとしている。

 

 また、今回の第三者割当増資に伴い、新たにグローバル・ブレインの百合本安彦代表取締役社⻑がJX通信社の社外取締役に就任する。

 

 百合本代表取締役社⻑は「FASTALERTは企業活動における速報の重要性を上手く捉えたサービスだ。情報があふれている昨今、誰よりも早く必要な情報を得ることができる者が、情報戦争を制すと考えている。後発のサービスながら、利⽤企業を確実に伸ばし、また報道機関だけでなく他業種への導入も進んでいるFASTALERTを⾮常に評価しており、今後も全⼒で⽀援していきたい」とコメントを寄せている。