アスク出版、来春発売の英語新教材を発表

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2011年12月13日
書店との直接取引で語学書などを販売しているアスク出版は12月8日、東京・新宿区のアグネスホテル東京で「英語教材新企画発表会」を開催し、来年1月から3月にかけて発売する新企画『HACKERS 本物よりも本物に近い 新 TOEIC TEST究極模試3回分(仮)』『5分で書く!英文ビジネスeメールパターン辞典(仮)』『どんどん英語体質になる!英語音読4メソッド トレーニングシリーズ(仮)』を発表した。当日は特約書店の担当者など約40人が出席。天谷修平社長は、現状取引書店789店舗、稼働書店(直近1年間で注文があった)651店舗、うち特約書店が183店舗で売り上げの約半分を占めているとし、「1000店舗を超える書店とおつきあいさせていただきたい」と述べた。そして、10月に発売し、年末に1万部に達するという『はじめての新TOEICテスト全パート総合対策』などの成功事例を紹介し、「TOEIC書籍で業界ナンバーワンを目指す」、「英語学習書で読者の支持を得て確固たる地位を築く」、「どのような読者にも満足が得られるラインナップを作る」と目標を示した。紀伊國屋書店・市川晶裕専務取締役店売総本部長は、語学関連書の市場を盛り上げるために、同社の出版物を「一緒に売っていこう」とあいさつ。東洋英和女学院大学国際社会学部・高橋基治教授が、「最新TOEICテスト事情と英語勉強法」と題し講演した。新企画発表では、編集部・竹田直次郎氏が、「私達の次の一手は、『HACKERS本物よりも本物に近い 新TOEIC』を出すことで、これが読者の期待に応えることになる」とし、特徴として?韓国で人気1位のHACKERSのテキストを日本初で?Part7の高難度化に完全対応?模試3回分600問と説明。Vol2刊行も計画していると述べた。編集部・道又敬敏氏は、韓国で刊行1カ月で1万部を突破したSARAMINの同書を「この本が今、一番ビジネス現場が必要としているものを叶えてくれる」と述べ、特徴として?154のビジネスシーン別に文例770収録?文例は3?6行で完結し書き始めて5分で完了することをあげ、「今後も現場のニーズに応えるビジネス英語の本を作っていきたい」と述べた。編集部・梅村知未氏は「音読は語学学習として最適な勉強法」とし、韓国で、刊行1年で20万部を突破したSARAMINの同書を日本では3冊に分けて刊行。特徴は?音読、リピーティング、シャドーイング、オーバーラッピングの4メソッドで英語体質を作る1冊30日完成で毎日トレーニング?CD収録内容が豊富?神奈川大学外国語学部・久保野雅史准教授の「音読コーチのアドバイス付」をあげ、「強力な類書があるので差別化して強みを打ち出していく」と述べた。『HACKERS 本物よりも本物に近い 新TOEIC TEST究極模試3回分(仮)』=A5判、54?、CD?ROM1枚、本体予価1800円。12年3月発売予定。『5分で書く!英文ビジネスeメールパターン辞典』=A5判、480?、同2300円、12年1月発売予定。『どんどん英語体質になる!英語音読4メソッド トレーニングシリーズ』=B6判、各CD1枚付『Picture Telling【入門編(写真描写)】』(仮)=160?、同1680円。『Tale Telling【基礎編(世界の童話)】(仮)=160?、同1800円。『Novel Telling【発展編(世界の文学小説)】(仮)=184?、同1800円。12年2月刊行予定。