新型コロナワクチン開発に貢献!世界的科学者カタリン・カリコ氏に迫る唯一の本

2021年10月9日
株式会社ポプラ社

先月末、東京や大阪など19の都道府県に出されている4回目の緊急事態宣言が明け、日本では新型コロナウイルスのワクチン接種率が50%を超えてきています。

このコロナ禍で、何故こんなにも早くワクチン開発が進み、世界中の人にワクチン接種を促すことが出来たのでしょうか?
その開発の裏には、40年もの間ひとすじに、mRNAの研究を続けてきた一人の女性の姿がありました。
世界的科学者の『カタリン・カリコ氏』です。

『世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ』著:増田ユリヤ

ジャーナリストの増田ユリヤさんが、新型コロナワクチン開発を可能にした「ワクチンの女神」カタリン・カリコ氏に実際に取材をし、研究者としての半生と、ひとりの人間としての生きざまに迫りました。
この本は、ワクチンの効果を解説する本ではありません。
カタリン・カリコ氏に迫る唯一無二の内容となっています。

Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591171442/
書誌情報>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201215.html


世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ【目次】

はじめに
第1章 科学者を知らなかったハンガリーの少女が研究に目覚めるまで
カタリン・カリコ氏を育んだ母国ハンガリーの自然
◆カリコ氏をめぐる人々1.
多大な影響を与えたふたりの科学者
ビタミンCを発見しノーベル生理学・医学賞を受賞したセント・ジュルジ・アルベルト
◆カリコ氏をめぐる人々2.
カリコ氏の恩師 アルベルト・トート先生に訊く
ハンガリートップレベルのセゲド大学理学部へ進学
学問の世界にも社会主義政権の影
研究に没頭し、仲間との時間を大切に過ごした大学時代
セゲド生物学研究所での最先端の研究とは
RNAの研究に着手
社会主義体制下でこその悲劇
■カリコ氏が生きた激動の時代を知るために
ハンガリー事件とは何だったのか
第二次世界大戦からハンガリー事件前夜まで
民主化を求めたハンガリー市民たち

第2章 娘のテディベアにお金をしのばせて渡米
年に及ぶ挫折続きのRNA研究
研究費の打ち切り、新天地アメリカへ
娘のテディベアにお金をしのばせて渡米
研究者としてゼロからのスタート
mRNAの研究で新しいタンパク質の生成に成功
逆境に立ち向かい続けた研究者としての信念
共同研究者ワイズマン氏との運命的な出会い
◆カリコ氏をめぐる人々3.
アメリカでの研究生活を支えてくれた娘のスーザン
忍耐強く、好きなことをやり遂げるためには何事も諦めない母
これまでの研究成果がいよいよ花開く

第3章 mRNA研究の画期的な発見
新型コロナワクチンの開発へ
ようやくmRNAが引き起こす炎症反応を克服
ビオンテックでmRNAワクチンの実現化へ
新型コロナウイルスの世界的流行が起きて
mRNAワクチンとは
ワクチンの有効性、安全性
スペシャルインタビュー 山中伸弥教授に訊く
おわりに


カタリン・カリコ氏略年譜

1955年 精肉店経営者の父のもとハンガリー東部キシュウーィサーッラーシュで生まれる
1973年 セゲド大学理学部に進学
1978年 セゲド大学大学院博士課程に進学。ハンガリー科学アカデミーの奨学生となり、mRNAの研究を始める
1982年 ハンガリー科学アカデミーセゲド生物学研究所ポスドク
1985年 米国に一家で移住。テンプル大学ポスドク
1989年 ペンシルベニア大学医学部に研究助教として移籍
1997年 ドリュー・ワイズマン氏と出会い、共同研究を始める
2005年 人工的に作ったmRNAに化学修飾を施すと炎症をおさえられるという発見を論文発表
2013年 ビオンテックに移籍。アメリカとドイツを往復する生活に
2019年 同社上級副社長
2020年3月 ビオンテックは、ファイザーと治験・製造販売で協力合意。その後世界規模で数万人を対象に治験、90%を超える有効率が示される
12月18日 カリコ氏が自分の開発したワクチンを接種
2021年 ペンシルベニア大学客員教授



『公式 池上彰と増田ユリヤのYouTube学園』にてスぺシャルインタビュー動画公開中






世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ(ポプラ新書)

著/増田 ユリヤ
新型コロナワクチンを開発し、世界を救った女性研究者カタリン・カリコ氏に迫る唯一の本。山中伸弥教授のインタビューも掲載!
なぜ、驚異的なスピードでワクチンは生み出されたのか――。

東西冷戦下のハンガリーで、娘のぬいぐるみに紙幣をしのばせて渡米。当時、遺伝子研究が活況な中で、日の目を見なかったRNA研究に心血を注いだ。数々の挫折を経験しながらも、自らの信念を曲げなかった――。
新型コロナウイルスの世界的な流行に際して、カリコ氏の技術によってmRNAワクチンが驚異的なスピードで開発された。
カリコ氏へのインタビュー、研究者となるきっかけとなったハンガリー時代の恩師への取材を通し、氏の生い立ち、ワクチン開発の裏側、さらには研究の可能性について描いた力作。

『世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ』著:増田ユリヤ

発売日:2021年10月6日
ISBN:978-4-591-17144-8
判型:新書判
ページ数:188ページ
定価:1,045円(税込)
出版社:ポプラ社 
Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591171442/
書誌情報>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201215.html



著者 増田ユリヤ プロフィール

神奈川県生まれ。國學院大學卒業。27年にわたり、高校で世界史・日本史・現代社会を教えながら、NHKラジオ・テレビのリポーターを務めた。日本テレビ「世界一受けたい授業」に歴史や地理の先生として出演のほか、現在コメンテーターとしてテレビ朝日系列「大下容子ワイド!スクランブル」などで活躍。日本と世界のさまざまな問題の現場を幅広く取材・執筆している。著書に『新しい「教育格差」』(講談社現代新書)、『教育立国フィンランド流 教師の育て方』(岩波書店)、『揺れる移民大国フランス』(ポプラ新書)など。池上彰とテレビやYouTubeなどで、ニュース解説も行なう。
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