その日“町中華”で食した“中華丼”のあんには、“キクラゲ”が入っていました。子どものころに初めて食した時は、それまでのキノコとは随分と変わっているな、と思ったものでした。当時は乾燥品を水などで戻していたのですが、今では生の品も珍しくなくなりました◆その“キクラゲ”、弊紙でも紹介の通り、毎日新聞首都圏センターが栽培を始めたとのこと。食材として興味をひくものがあったので、食してみたいとは思っていましたが、機会を得てグループの東日印刷の一般向け食堂で食することができました。その時のメニューは天ぷらでしたが、揚げたキクラゲを食した際の肉厚感には驚かされました◆この5月に、その“キクラゲ”のブランド名が“彩のきくらげ”に決定したとのこと。すでにネット販売や首都圏の飲食店、スーパー、ホテルなどへの販路拡大を進めているとか。またお目にかかって食する日も……【近藤勲】