【つぶや記】文化通信2021年8月9日付

2021年8月9日

 「見る」と「する」では大きく異なるが、日本の人気スポーツといえば野球。かくいう自分も半世紀近くのプロ野球マニア。順位に個人成績、主要選手の出身学校までリサーチし、それなりには精通していると自負する。しかし、この頃、テレビ観戦したい気持ちが失われつつある。

 

 長年、デスクトップPCで原稿作業を進めてきた。画面も大きく使い勝手が良い反面、仕事が終わるまでオフィスを出れないデメリットも。そこでノートPCを支給され、作業が夜に及ぶ場合は、自宅での続きが可能に。これがいけなかった。「野球でも見ながら」とチャンネルに手が伸びる。「仕事を進めねば」と頭では考えるも気持ちは試合に向いてしまう。

 

 贔屓チームがチャンスの場面は目が離せない。ピンチではイライラして仕事が手につかない。結果、まったく進まない。言い訳はこれくらいにして、ペナントレース休止中の五輪期間のうちに残務を片付けよう。   

 

【堀】