【つぶや記】文化通信2020年10月19日付

2020年10月19日

 前回に続き、ギフトブックキャンペーンの話を。11月1日のスタートに向けて、全国の書店から様々なムーブメントが起きている。そのひとつが書店員さんが選ぶ「贈りたい本」のTwitterでの発信である。

 

 それぞれの書店さんが工夫を凝らして発信してくれている。いつも本に接し、本好きなお客様と接している書店員さんが選ぶ本は、なるほど!と思うことがとても多く、私自身も投稿をとても楽しみにしている。本を愛する皆さんだからこそ、文字で発信するだけではなく、言葉に発して伝えてもらうことができないだろうかと考えている。

 

 本を選んだ理由を語ってもらい、全国のこども図書館などで流してもらえれば、これこそが生きた知育で子供たちも本好きになる気がする。本に親しむことで人生はグッと深まるのだから。

【宮﨑】

 


 

 またもやイベント関連のお話。各業態で、お客さんを入れてのリアルな興行を開催できるようになってきた。

 

 新型コロナ対策について、前後左右を一席ずつ空けるなどしてソーシャルディスタンスを保つ。マスク絶対着用、手拍子はアリだが、声を上げるのは禁止。入場時の入念な検査体制等々、厳重に気を遣った上で、リアルイベントを開催してくれている。自分も参戦してみたが、ステージから爆音で放たれるショーは依然熱く、声は出せなくとも客席の熱量は肌で感じ取れた。

 

 やはりリアルのライブは最高だった。昔のように密なイベントがいつ再開できるのかはわからないが、リアルライブに加えて、クオリティの高い生配信(しかもアーカイブ付き)も普及した現在は、とても贅沢な時代ともいえるのかもしれない。

【野中】