【つぶや記】文化通信2020年7月20日付

2020年7月20日

 最近、オンラインでのライブイベントが続出してきた。リアルで興行出来ないがための、致し方ない代替案でもあろうが、いくつかの配信を観てみると、オンラインだからこそできる演出に挑んで、エンタメとしてより面白いものを届けよう!という気概が伝わってくる。何よりこれは「生」の配信なのだ、という観る側の気持ちが、よりライブ感を高め、没入させるのだと実感した。

 

 近年ではライブビューイングや映像化作品の応援上映などもあったが、圧倒的リアルな現場であるライブ会場という選択肢がある当時は、どうにも画面越しに観るステージは"本物じゃない"という感覚がチラついていた。

 しかし、イベントの盛り上がりとは、演者と観客の一体感。同じ文脈を共有する、ある種の共犯関係が生み出すものなのだと感じた次第で、つまり今夜のライブも最高ですわ。

【野中琢規】

 


 

 コロナ禍が収まらない。ニュースで見たが、東京型・埼玉型というゲノム配列のウイルスが発生しているらしい。

 

 最初の緊急事態宣言では、国民も様子がわからず、ただ政府の発表にしたがい、息をひそめて、ステイホームをしていたけれど、友人・知人と会うのもままならない、外食するのもはばかられるという生活が長く続いてくると、流石に気持ちも滅入ってくる。せめて会いたい人とは会いたいし、たわいもない話をして笑いあいたい。

 

 当然一人で生きて行くことはできない訳だし、そういう心の交流や美味しい食事が生活に潤いを与え、人生を豊かにするのだ。コロナで不要なものも分かったけれど、本当に必要なものも失くしてしまいそうで怖い。

【宮﨑智子】