【つぶや記】文化通信2019年10月28日付

2019年10月28日

 普段そんなに活動的ではないので、何かネタになることはないかなーと(〆切直前まで)考えていたら、シェアハウスに住んでいることを思い出しました。正しくは、シェアハウスの中で、あまり住民と交流せずに一人暮らしをしています。入居して半年もそんな状態だから、どこに住んでいるかを忘れるのです。

 

 180 世帯以上、2 割外国人、共用リビングやラウンジがあり、住民間のイベントも毎日何かしら開催している空間で、思いっきり人見知りを発動し、毎日ドキドキしながら生活中。

 

 とはいいつつも、たまに一緒にゲームをしたり、入居者でバンドを組んだりと楽しくやっているので、今後はより積極的に交流していくとここに目標宣言することで、退路を断とうと思います。

(野中)

 


 箱を持たないスターシェフ。史上最年少で2 つ星を獲得し、独立。彼が選んだのは店を持たない道だった。卓越したセンスと味だけを勝負に、オートクチュールケータリングという新しいジャンルを切り拓き、今ではエルメスを始めとした多くのハイブランドと契約。コレクションからイメージしたそのブランドの為だけに創り上げられた料理を、提供している。

 

 そんな若きシェフが、彼がもつキッチンスタジオで1 日8 名のみ、日間だけ席を設けるという話を聞きつけ、これはなんとしてでも、と参加。彼のエッセンスがギュッと詰まった最高の料理が、静寂さえ感じられる空間で作られていく特別な時間を経験した。

 

 従来の概念を打ち破る彼の挑戦はこれからも続いていく。後に続く料理人のためにも頑張ってほしい。心からそう思えた一時だった。

(宮﨑)