JTBパブリッシングは、観光立国ファンドを運営する地域創生ソリューション株式会社と、同社の出資先でポップアップストア出店支援プラットフォームなどを展開するカウンターワークス2社とともに、福島県会津地域の観光支援を目的としたキッチンカー事業を、1月23日から25日まで東京・有楽町駅前で実施した。期間中、会津のご当地グルメのソースカツ丼や地産食材を使った料理を提供。道行く大勢の人がガイドブック『るるぶ福島』や会津地域の情報を載せたパンフレットを受け取ったり、会津若松市のご当地キャラクター「あかべぇ」と記念撮影したりしていた。

JR有楽町駅前で実施された『るるぶキッチンProduce 会津若松meets東京』
この事業は地域創生ソリューションが主体となって、地域創生・地域振興を目的とした施策をJTBパブリッシング、カウンターワークスが連携して展開する。具体的には、都市部のオープンスペースを活用して、「地域の食」に関連づけた情報発信や体験の場を設けることで、地域活性化につなげるとともに、プロモーション事業の実効性向上、事業の拡大を図る。
第一弾として、福島県会津地域の観光支援を目的としたキッチンカー事業『るるぶキッチンProduce 会津若松meets東京』を、JR有楽町駅前の東京交通会館前サンプリングエリアで開催した。週末の人通りの多い場所で、食をきっかけに地域への関心を喚起し、観光情報へとつなげた。
観光・地方創生に特化した投資ファンド運用会社の地域創生ソリューションは、ファンドを通じて、観光の活性化や地域創生に向けた取り組みを進めている。ホテルや宿泊施設の新規開発、改装、コンバージョンをはじめ、観光産業や地域産業の課題解決や成長を支えるベンチャー企業など、幅広いテーマを対象に投資を実施している。
同社の佐藤学社長は、「三菱UFJ銀行を発起人に積水ハウス、三菱地所、JTB、日本航空などが出資するファンド運営会社。観光~地域創生は産業としての裾野が広く、投資対象は多岐にわたる。また、投資エリアを都市部も含む全国に定めている点も大きな特色」と語る。
今回の事業について、「こういった形で地方自治体との関係性ができれば、次のイベントの企画・開発にもつながっていく。それらを重ねながら、地方を元気にするという私たちのミッションを達成していきたい」と強調した。
JTBパブリッシングソリューション事業本部・交流プロデュース部の八田諒太郎氏は、「るるぶキッチンは、地域産品や加工品などを活用したオリジナルメニューを開発・提供したり、紀伊國屋書店新宿本店の地下1階で運営するリアル店舗で、物販の実施や販促物の掲示もしている。そういった実績があって、今回の観光支援を目的としたキッチンカー事業も3社で展開するに至った」と説明。
今後は「仙台や大阪、名古屋など私たちが(リアル店舗だけでは)届かなかった場所にも広がっていける可能性に大きな期待をしている。一方で、地方自治体や企業などに対しても、今回のような事業も推進していることを、広くPRする役割も担っていきたい」と話している。
