出版労連は第51回出版研究集会「出版をあきらめないそれでも『紙の本』にこだわる・手放さない理由は」を10月2～30日の間に会場とオンラインで開催。10月24日18時30分～20時30分に出版梓会理事長で平凡社代表取締役会長の下中美都氏を講師に全体会を開催するほか、期間中に4つの分科会と特別分科会を開く。
分科会①は10月2日「2025年戦争の時代に出版の可能性を探る―戦後80年、被爆80年、治安維持法100年の今日、メディアとしての出版の役割―」、講師は美浦克教（共同通信／元新聞労連委員長）と熊谷伸一郎（地平社・代表）の両氏。
分科会②は10月10日「KADOKAWA・BECプロジェクトの全貌―出版DXは紙の出版の救世主となるか―」、講師は五十嵐健一氏（KADOKAWA BEC推進部部長）。
分科会③は10月17日「地元書店と連携した図書館運営―地域に根差し、互いの発展を目指す―」、講師は中沢孝之氏（福島県・白河市立図書館館長、オンライン講演の予定）。
分科会④は10月30日「教育におけるデジタル教科書とAI活用の危険―言語脳科学の観点から―」、講師は酒井邦嘉氏（東京大学大学院教授・言語脳科学者）。
特別分科会は10月4日、出版労連会議室でWorkshop「あなたもハマる紙の世界」、講師は小川亮氏（京橋紙業執行役員）。
時間は特別分科会を除き18時30分～20時30分、特別分科会は13～15時過ぎ頃まで。会場開催は東京・文京区の出版労連会議室。
参加費は通し券2000円（全体会と10月4日を除く4分科会に参加）、期間限定アーカイブ視聴あり（1回ごとのチケットはなし。通し券でどの回でも参加可能）、特別分科会券1000円（会場参加のみ、アーカイブ視聴無し、先着20人）。申し込みはPeatixで。
問い合わせは第51回出版研究集会実行委員会、電話＝03（3816）2911、メール＝51syukken@syuppan.net