朝倉書店 『子どもの読書を 考える事典』発売

2023年6月12日

 

A5判/496㌻/定価9900円(税込)

 

 

 朝倉書店は5月1日、『子どもの読書を考える事典』(汐﨑順子氏・編)を発売した。同書は子どもに本を届ける実践・活動のために、研究者、図書館員、教員など、多様な分野の専門家が、子どもと読書について考えた事典だ。

 

 「つくる」「読む」「つなぐ」の3つの観点から、子どもの読書に関する理論と実践を、見開き2~6㌻の項目で、読み切り形式でまとめている。子どもの読書の現場を熟知している編者、執筆陣による研究者が、読者とともに考える。「つくる」(子どもの本の歴史/子どもの本をとりまく力/子どもの本をつくる/子どもの本のいろいろ/子どもの本の広がり)、「読む」(子どもの読みの変化/子どもの読書の現在)、「つなぐ」(つなぐ場と人/つなぐ方法)で構成する。

 

 巻末には年表や項目別文献一覧、タイトル索引、キーワード検索など資料を収載。対象読者は、図書館職員、学校司書、教員、読書ボランティア、公共・学校図書館関係者などを想定している。