株式会社実業之⽇本社は４月6日、バイク関連雑誌『ダートスポーツ』『単車倶楽部』『モトモト』など発行している株式会社造形社の株式の過半数を取得し子会社化し、かつて同社が刊行していたオフロードバイク総合誌『ガルル』の後継誌『ゴー・ライド』の発行会社である株式会社モト・ナレッジとも、株式の過半数取得に向けた業務提携に合意したことを発表した。
三者がメリットをもたらす事業上のシナジーの創出が期待できることから、子会社化ならびに業務提携が成⽴。造形社の新社長には、全日本モトクロス選手権レディースクラスで活躍した内木場彩氏が就任する。
造形社は、元社長の内木場博美氏が1980年代に創刊したバイク専門誌『カスタムバーニング』など、バイク雑誌を世に送り出し、二輪ジャーナリズムで確固たる地歩を築いてきた。実業之日本社は2021年にバイク誌『ライダースクラブ』『バイクジン』『クラブハーレー』の発行元となり、メディア、イベント、物販の各事業を展開している。同社が1986年に創刊したオフロード雑誌の草分け『ガルル』は、2019年からモト社が『ゴー・ライド』に改題して発行を続けてきた。
実業之日本社はスポーツライディングからオフロードまでカバーするメディアを主軸として二輪事業を強化していく。