小説紹介クリエイター・けんごさんに聞く 「本」や「新聞」の活字を若い世代に 出版社、書店との積極的なコラボにも意欲

2023年4月3日

 1998年生まれ、福岡県出身。大学4年生の時に始めた動画アプリ「TikTok」での小説紹介が人気に。1989年に刊行された筒井康隆さんの『残像に口紅を』(中央公論新社)を紹介したところ、増刷を重ねて出版業界内外で話題となった。取り上げた小説が品切れになる「TikTok売れ」の現象も生まれた。最近でも小説『アルジャーノンに花束を「新版」』(早川書房)を紹介した動画が、400万回超の再生数で注目を集めている。 22年4月に初著書『ワカレ花』(双葉社)を刊行。2023年3月末現在、「TikTok」35万2000人、「Instagram」11万4000人、「Twitter」1万5000人のフォロワーがいる。 1998年生まれ、福岡県出身。大学4年生の時に始めた動画アプリ「TikTok」での小説紹介が人気に。1989年に刊行された筒井康隆さんの『残像に口紅を』(中央公論新社)を紹介したところ、増刷を重ねて出版業界内外で話題となった。取り上げた小説が品切れになる「TikTok売れ」の現象も生まれた。最近でも小説『アルジャーノンに花束を「新版」』(早川書房)を紹介した動画が、400万回超の再生数で注目を集めている。 22年4月に初著書『ワカレ花』(双葉社)を刊行。2023年3月末現在、「TikTok」35万2000人、「Instagram」11万4000人、「Twitter」1万5000人のフォロワーがいる。

   4月は進級・進学、就職の季節。コロナ禍も収束を迎え、街には若者たちの〝笑顔〟が戻ってきた。期待や不安のなか、彼らが本や新聞を手に取る機会もきっと増えるだろう。動画アプリ「TikTok」での小説紹介で、たくさんの若者の支持を集…続き、