大谷選手ダブル規定達成 岩手日報が日米で号外発行 英語版の紙面も

2022年10月14日

 

 

 岩手日報社は10月6日、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が今季最終戦で規定投球回数(162回)を超え、規定打席数と合わせ史上初の投打ダブル規定達成を果たしたことを記念した特別号外を約6万7000部発行した。号外は同社では初めてアメリカでも発行した。

 

 岩手県内では約6万部を発行し、盛岡駅、盛岡大通り商店街、カワトク、盛岡バスセンター、イオンモール盛岡南、ユニバース水沢日高店、コープアテルイ、アルテマルカン(花巻市)、ユニバース堀野店(二戸市)、宮古駅前、マイヤ大船渡店などで配布した。

 

 米国では約6800部を発行。現地時間6日(日本時間7日)、本拠地であるカリフォルニア州アナハイム近郊の日系スーパー2カ所で配布した。後日、ロサンゼルスとニューヨークで、計約6200部を関係各所への配置や、現地メディアへの折り込みで配布した。

 

 米国版は県内版とほぼ同様で、「OHTANI」「投打の金字塔」の見出しとともに、力投する大谷選手の写真を見開き2㌻で掲載。同社の役職員2人が空路で運び、南加県人会のメンバーらが協力して配布したという。英語版の紙面も用意し、大谷選手のこれまでの歩みに加え、米軍による東日本大震災被災地の救援活動「トモダチ作戦」への感謝などを伝えた。