水鈴社とSME 業界横断で新人作家発掘へ

2022年9月27日

 水鈴社(篠原一朗社長)とソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は、次世代の新人作家発掘・育成プログラム「『はじめての』文芸部」を創設し、9月21日から第1期部員の募集を開始した。

 

 「はじめての」プロジェクトは、島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都ら4人の直木賞作家が、「小説を音楽にするユニット」YOASOBIとコラボレーションし、今年2月に4作家による短編を収録したアンソロジー小説『はじめての』(累計7万5千部)を刊行。さらに、小説を原作とするYOASOBIの楽曲を順次リリースしている。

 

 今回、本プロジェクトの新たな取り組みとして、作家を発掘・育成するプログラムを創設し、若い世代へ向けた物語を創造する新たな才能を、出版・音楽業界横断で見出し、作品を世に送り出すことが狙い。

 

 募集条件は、オリジナルのエンタテインメント小説ならプロ、アマ問わず、応募時に提出するのはあらすじと小説の冒頭部分のみ。水鈴社とSMEのチームYOASOBIが審査し、若干名の部員を選出したうえ、同社編集者が小説の完成まで執筆をサポートする。完成した小説は、水鈴社から単行本として刊行するほか、YOASOBIによる楽曲化を含むメディアミックスプロジェクトも検討する。

 

 応募締切は来年1月10日(発表3月予定)。エントリーは『はじめての』文芸部特設サイト・エントリーフォーム=https://www.yoasobi-music.jp/hajimetenobungeibu/から。【櫻井俊宏】