三省堂書店・亀井会長 東京新聞「私の東京物語」登場へ

2022年4月6日

連載「私の東京物語」のロゴ

 

 東京新聞の連載リレーエッセー「私の東京物語」に、4月21日から三省堂書店の亀井忠雄代表取締役会長が登場する。

 

 この連載は東京に縁のある著名人が東京の街や出会い、思い出を綴るコーナー。2015年4月にタレントの井ノ原快彦さんからスタートし、基本的に1人10回、毎週火、水、木、金掲載で連載が続いている。4月5日からはマシンガンズの滝沢秀一氏の連載が始まっている。これまで小説家など物書きは多数登場してきたが、書店経営者としては初となる。

 

 三省堂書店は1881年に現在本店を置く東京の神保町1丁目1番地で創業。1943年生まれの亀井会長は70年に入社し、81年に建設した神保町本店の店長などを経て、96年から社長を務め、2020年に子息の亀井崇雄氏に社長を譲り会長に就任した。神保町本店は建て替え工事のため今年5月で閉店、小川町の仮店舗で営業を継続する。

 

 同コーナーを担当する東京新聞・鬼木洋一首都圏部長は「亀井会長の書店、本への情熱が詰まった連載。著名作家らとの交流秘話も登場するのでお楽しみに」とコメントしている。

 

 なお、東京新聞では非購読者や保存を望む読者のために、「私の東京物語」連載終了後、10回分の連載をまとめたプリントサービスの販売も行っている。詳しくは「東京新聞オフィシャルショップ」(https://tokyo-np.hanbai.jp/)まで。