KADOKAWA 『世界の歴史』『日本の歴史』がジャンル1位に

2022年1月25日

 KADOKAWAは1月18日、昨年2月に刊行した角川まんが学習シリーズ『世界の歴史』と、同シリーズ『日本の歴史』(2015年6月発売)が2021年売上ランキング(ジャンル別)で1位となったことを発表した。

 

 

 『世界の歴史』は、「児童書 学習まんが 世界の歴史」ジャンルで売上1位(紀伊國屋書店チェーン、TSUTAYA)を獲得。『日本の歴史』は、「児童書 学習まんが 日本の歴史」ジャンルで売上1位となった。『日本の歴史』の売上1位は、6年連続となるという。

 

 『世界の歴史』は、縦の世界史(=各国史)に加え、横の世界史(=地域や国のつながり)がよく分かる「グローバル・ヒストリー」を採用。22年度に高校の必修科目となる「歴史総合」を見据え、全20巻のうち11冊以上が近現代史。第20巻では、新型コロナウイルス感染症やBLMなど、最新の世界情勢も近現代史として描かれている。

 

 『日本の歴史』は、歴史の大きな流れをつかむことを重視した「東大流」が多くの支持を集めている。15年の発売から累計710万部を突破した。複雑な近現代史が理解できる別巻『よくわかる近現代史』全3巻入りで、22年度から導入される高校の新必修科目「歴史総合」の先取りに、最適としている。

 

 なお、同シリーズは、新学習指導要領に基づいて、内容や用語をすべて見直し、最新の内容にアップデート済み。